目次
システム概要
開発の経緯
既存の業務システムは FuelPHP(1.x)をベースに構築されていましたが、サポート終了・PHP8系への非対応・保守効率の低下などが顕著となり、最新 PHP(8.2)と Laravel12 を用いたモダン環境への移行が急務となりました。
特に以下の課題が背景にありました:
- FuelPHP の老朽化により機能追加の工数が増大
- 開発者が減少し、教育コストが肥大
- セキュリティ要件に対して継続的なアップデートが困難
- AWS SDK や周辺ライブラリのバージョン互換の問題
これらを解消し、継続的に改善できる開発基盤を整えるためにLaravel への全面移行を決定しました。
導入することへの効果
- 保守性の向上:Laravel12 の標準化された構造により、コード品質と可読性が大幅に向上
- 開発効率UP:artisan コマンドや Eloquent による生産性向上
- セキュリティ強化:フレームワークの継続的アップデートにより最新の脆弱性対策が可能
- モダン構成の採用:Queue、Migration、Seeder、AWS SDK の最新化
- テスト環境の整備:PHPUnit11 / Mockery によるユニットテストの充実
プロジェクトの課題
- FuelPHP 1.x から Laravel 12 へのフレームワーク移行設計
- 既存 DB 構造の棚卸しおよび Migration / Seeder の作成
- AWS SDK を使用したストレージ(S3)アクセスロジックの再実装
- コントローラ・モデルロジックの Laravel 方式への再設計
- Blade テンプレートで UI を全面再構築
- ローカル開発環境の Sail 化
プロジェクト概要
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 開発開始 | 2025年4月 |
| 開発期間 | 6ヶ月 |
| 開発費用 | 350万円 |
| メンバー数 | 2名(PM1名兼エンジニア、エンジニア1名) |
開発の作業内容は以下になります。
- 要件定義/設計:業務フロー定義、非機能要件定義
- フロントエンド:Reactで会員サイトを実装、Tailwind CSSでUIデザイン、SSG/ISR構成
- バックエンド:Supabaseを活用し、認証・データベース・ストレージを構築、カスタムAPIをNext.jsで実装
利用した製品・技術
以下が利用した製品・技術になります。
- 言語:
- PHP 8.2
- JavaScript (Vite / npm)
- フレームワーク:
- Laravel 12
- PHPUnit 11
- AWS SDK for PHP 3.x
- インフラ基盤:
- AWS(EC2 / S3 / SES)
- Docker(Laravel Sail)
- MySQL 8
- Linux / Nginx

