目次
システム概要
開発の経緯
- 既存の汎用プラットフォームでは、会員階層・決済プランの柔軟な設計や、独自のコンテンツ保護・分析要件に制約があった。
- ブランド体験の統一(LP〜会員サイト〜アプリ)と、運営オペレーションの自動化(入退会・権限付与・請求・サポート連携)を重視。
- 将来的な展やコミュニティ横展開を見据え、拡張性・データ主権を確保するためフルスクラッチでの新規開発を選択。
導入することへの効果
- 収益性向上:会員階層・アドオン課金・期間限定キャンペーンを柔軟に運用し、ARPUの最大化を実現。
- 離脱率低減:会員オンボーディング導線、休会・復会フローの改善により、解約率を抑制。
- 運営効率化:入退会・請求・督促・権限付与を自動化し、運営事務工数を約40〜60%削減。
プロジェクトの課題
- 会員データ移行の安全性:既存会員データを安全かつ確実に新システムへ移行する必要。
- 権限管理の複雑化:会員ごとのアクセス制御や有効期限の自動切替を精密に実装する要件。
- 運用者UX向上:非エンジニア運用者が簡単にコンテンツ登録・告知配信・会員管理できる管理画面設計。
- 拡張性確保:将来的な他サービス連携や機能追加を見据えたAPI・モジュール構造設計。
プロジェクト概要
項目 | 詳細 |
---|---|
開発開始 | 2025年5月 |
開発期間 | 3ヶ月 |
開発費用 | 350万円 |
メンバー数 | 2名(PM1名、エンジニア1名) |
開発の作業内容は以下になります。
- 要件定義/設計:業務フロー定義、料金・権限モデル設計、情報設計(IA)、非機能要件定義
- フロントエンド:Next.jsで会員サイト/管理画面を実装、Tailwind CSSでUIデザイン、SSG/ISR構成
- バックエンド:Supabaseを活用し、認証・データベース・ストレージを構築、カスタムAPIをNext.jsで実装
- 管理画面の設計・実装
- 通知/CRM:SendGridでメール配信、Segmentでイベント収集。
- 決済:Stripeで定期課金/トライアル/クーポン/不履行処理、Webhookで権限自動付与
- コンテンツ配信:Vimeoで動画配信を実装、アクセス制御と埋め込み保護を設定
利用した製品・技術
以下が利用した製品・技術になります。
- 言語:TypeScript、Node.js、SQL(PostgreSQL)
- フレームワーク:Next.js(App Router)、Deno
- インフラ基盤:Vercel、Supabase
- 外部サービス:Stripe(決済)、SendGrid(メール配信)、Vimeo(動画配信)