不動産のマッチングサービス開発 早見表【機能・費用・スケジュール等】

マッチングサービスの中で、最も一般的に使われているのが『不動産』関連のマッチングサービスです。
今回は、その『不動産マッチングサービス』を作るにあたって、必要な機能・費用・スケジュール感等をご紹介します。

目次

必要な機能

新規登録/ログイン/ログアウト

ユーザーの新規登録時には、ソーシャルログイン等を使うと会員登録されやすくなります。
場合によっては、物件登録を行う側の新規登録機能等も必要になるでしょう。

不動産の検索機能・マップ機能

検索機能は、一般的なマッチングサイトよりも高機能であることが求められます。
地域だけでなく、最寄り駅や間取り、築年数、こだわり条件等で検索を掛けられるようにする必要があります。
数万件の物件から、素早く検索する仕組みづくりも必要です。

不動産の問い合わせと問い合わせ後のやり取り

どこに連絡をするのか、メールフォームであれば”どの物件について問い合わせているのか”について把握できるようにする必要があります。

不動産の登録、編集

適切に物件を表示・検索できるよう、単位を揃えて入力する仕組みづくりが必要です。
運営者以外が登録するかどうかによっても、このあたりの設計は変わってきます。

お気に入り機能

不動産マッチングで大切なのが、この『お気に入り機能』です。
検討中の物件をストックしておいたり、後から見直して比較検討する際に使います。
非ログインユーザーがお気に入りボタンを押した際、会員登録を求めることで登録率アップも見込めます。

メール送信機能

これはどのマッチングサービスでも必要になります。
新規登録時やマッチングした時、また通知が必要な際に、メールを送ることでユーザーにアクションを促します。
小規模であればサーバからそのまま送ったとしても問題ないでしょうが、中規模になってくるとSendGrid等の送信サービスを使ったほうがいいでしょう。

費用

費用については、マッチングサービスのタイプによって異なります。

例えば掲載型の不動産サイト(顧客は直接TELやメールフォームで問い合わせを行うタイプ)の場合、おおよそ100万円〜制作が可能です。

一方で、サービス内にて交渉・マッチング・決済等を行う場合は、おおよそ400万円~程の費用がかかります。

なおマッチングワンの場合、補助金を利用して安く制作することもできますので、是非ご検討ください。

スケジュール

1から制作する場合は、通常半年~1年近い開発期間がかかります。
しかしマッチングワン等のパッケージを使う場合は、3ヶ月〜開発が可能です。(必要な機能によって前後します。まずはご相談ください)

なおサービスの開発期間以外にも、決済代行会社との契約や、アプリの審査等に期間が必要となります。その点ご留意ください。

その他ポイント

上記目安については、一般的な不動産マッチングサービスを想定して計算しておりますが、
例えば掲載型のマッチングサービスのように『情報を掲載・問い合わせは直接行う』タイプであれば、Wordpressでの制作も可能です。
WordPressであれば、低コスト・短期間で制作できますが、一方で多量のデータを捌くのには向いていないため、規模が大きくなった際には刷新が必要かもしれません。

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