求人系のマッチングサービスは、現在市場が急成長しています。
ある調査によれば、求人情報提供サービスの市場規模はコロナ禍で一時落ち込んだものの、その後また順調に拡大しているとのことです。
人手不足や、転職に対する意識の変化等も相まって、現在多くの企業が『求人系マッチングサービス』を利用しています。
今回は、その『求人系マッチングサービス』を作るにあたって、必要となる機能・費用・スケジュール等についてご紹介します。
必要な機能
新規登録機能/ログイン/ログアウト
こちらは『企業側』と『求職者側』両方の登録画面を作る必要があります。
なお『企業側』アカウントは、WEB完結ではなく、担当者が連絡を取った上で契約するのが一般的です。
これは契約率を上げるためでもありますが、偽情報や闇バイトの求人等が掲載されないようにという安全策でもあります。
求職者側の登録については、求職者に適切な求人を紹介できるよう、細かにプロフィールを入力してもらうよう誘導しましょう。
求人・求職者の検索機能
検索機能は、企業側・求職者側どちらか片方、もしくは両方に設置を行います。(このあたりは形態によって調整を行います)
どちらの検索機能であったとしても、条件は事細かな指定ができるようにしましょう。
ただし、仲介時に手数料をもらう形式のサービスであれば、直接採用する……といったことができないように、公開情報を厳選する必要があります。
お気に入り機能
スカウトやエントリーを行う前から、選ぶことは始まっています。
利用者が各条件を比較しやすいよう、お気に入り機能を実装することで、使い勝手は大幅に向上します。
なおこのお気に入り数は、市場を分析する上でも有用なデータです。
レコメンド機能
マッチングサービスというものは、多くの場合偏る事が多いです。
求人系マッチングサービスであれば、高い給与の職場や、優秀な求職者に希望が偏ることもあるでしょう。
それを緩和するのが『レコメンド機能』と言えます。おすすめのマッチング相手を表示することにより、なるだけ多くのマッチングを成立させることができます。
スカウト機能・エントリー機能
いざ面接工程に進む際の機能になります。
どこまで段取りを組むかはサービスによって変わりますが、いずれにしても『次に何をすればいいか』をわかりやすく伝えることが大切です。
ステータス管理
企業側でも求職者側でも、限られた期間中に採用活動を行っているため、同時並行は当たり前です。よってどの採用がどこまで進んでいるのか、ステータス管理を行えるようにする必要があります。
それぞれどこまで工程が進んでいるのかはもちろん、できればどの工程を何日に終わらせたのか、ログで遡ることができるとベストでしょう。
通知機能・メール送信機能
『せっかくエントリーしたのに企業側から無視された』『採用したい人がいたが連絡がとれない』という状況は、誰も幸せにならない事態です。
利用者には、アクションが必要なことを明確に知らせなければなりません。
サイト上の通知、更にはメールを使って、なるだけ早く対応してもらうよう求めましょう。
費用
求人系マッチングサービスは、用意する機能が複雑になりがちなので、多くの場合400万円~の費用がかかります。
ただし掲載型のサービスや、一部機能を運用で補うといった工夫をすれば、もっと費用を抑えることも可能です。
またマッチングワンの場合、パッケージでコストを抑えることができますし、補助金を利用して安く制作することもできますので、是非ご検討ください。
スケジュール
1から制作する場合は、通常半年~1年近い開発期間がかかります。
しかしマッチングワン等のパッケージを使う場合は、3ヶ月〜開発が可能です。(必要な機能によって前後します。まずはご相談ください)
なお内部で決済を行う場合は、決済代行会社との契約等が必要になります。こちらも審査期間が掛かるので、計算に入れておく必要があります。
(求人系マッチングの場合は、必ずしも決済が必要とはなりません。基本企業側に費用が発生する形となるので、請求書発行という形でも運営は可能です)
マッチングサービスを運営するには?
『マッチングサービス』は、今大変需要が高まり、急成長している分野です。
ただし、その運営は決して簡単ではありません。
TodoONadaでは、マッチングサービスを低コストに始める方法や、サービスで決めないといけないこと・運用方法等について本ブログでご紹介しています。
各記事をご拝読いただければ幸いです。
また本記事でご紹介した内容を含め、各形態でのマッチングサービスを低コストで開発したいなら『マッチングワン』がおすすめです。
『マッチングサービスを開発したいけれど、あまりコストは掛けられない』『必要な機能をしっかり揃えたい』という方におすすめなパッケージとなりますので、ぜひ一度ご相談ください。